令和、和のジュエリーについて

芸術・伝統

初春の令月にして気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披く
蘭は珮後の香を薫す

令和という素晴らしい御代のためにつくられた、kagayoiさんの梅の花のリング。
澄んだ輝きを静かに放つダイヤモンドが綺麗…

ダイヤモンドはその輝きを最大限に引き出すために、ブリリアントカット(58面体)等、超多面的なカットが主流ですが、こちらはあえてカット数を減らしているんだそう。確か24面体くらいだったような…うろ覚えが悔しい。

宝石全般に言えることですが、カットの仕方、加熱処理、オイル処理、石の厚さの調整等によって魅せ方を変えることができるそうです。そこまで良い原石でなくとも、それなりに良く見せられるということですね。
反対に、カット数をあえて減らしているということは、石そのものの質に自信があるということ。誤魔化さない、妥協しない姿勢が素敵だと思いました。

また、こちらのジュエリーは何より裏面が美しかったです。
裏面に手間をかけないというのは、お客様がより求めやすいように、という製作者・ショップの方々の努力でもあるとは思うのですが、個人的には、あまり好きではない考え方です…

豪華なラベルに惹かれて購入したものの、がっかりしてしまうワインのように、どんなにカバーが素敵でも、数ページで飽きてしまう本のように、見えない部分へのこだわりは、何よりも大切なことだと考えています。携わった方々のスピリット、魂の現れるところだと思いますので。
“売ること”のみに捉われないkagayoiさん、本当に素敵!
高価すぎて購入なんてとてもできないけれど、いつか身につけてみたいなぁ。憧れです。

kagayoiさんのブランドのモチーフや色遣いは、全て和のもの由来です。扇、御所車、十二単、丸窓、枯山水。梅、桜、紅葉に竜胆。四季折々を意識し、華美でないのに華やかな、落ち着いた輝き。

華奢で、繊細で、儚げで、それでいて芯がある”kagayoi”さんのジュエリー。
是非一度、間近でご覧になってください。本当に素敵なので!

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